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革の断面図
革財布の作業工程

革の財布
長年使っていてボールペンの跡が色々なところにあり、全体的にくすんでいるので、全体の汚れを取り除き、取り切れない部分を色をのせていき綺麗にしていきます。

全体的なクリーニング
ボールペンの汚れや手垢などをを手作業で丁寧に洗浄していきます。染み込んだ汚れなどは完全には取り除くことはできません。

マスキング、パテ
この財布は大まかに2色で構成されています。今回はカーキ色から塗っていくので青色のほうはマスキングテープを貼って他の色が付かないように保護します。目立つ傷はパテで埋めて平らにしていきます。

色を作る
カーキ色になるように色を作っていきます。
今回は白をベースに黄色・黒・赤を混ぜて作っていきました。
試し塗りを何回か行い財布の色に近づけていきます。

エアーブラシ
エアーブラシでバインダー・塗料・トップコートの順で3層を塗っていきます。

完成
乾けば完成です。
2色の場合同じ工程を2回、3色の場合は3回行います。
またコバ部分(財布の端や角の部分)は専用の薬品で磨いております。
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